失った臓器を復元したり、陥没した部分を復元したりと、外科的、形成的な観点から論じられる再生医療ですが、近年では美容にもその技術が応用され、アンチエイジング分野での最高施術方法として注目を浴びています。
その代表的な例が自分の細胞を培養し、再び皮膚に戻す線維芽細胞注入法ですが、国内では培養できる機関が数か所しかなく、今後の広がりが期待されます。血小板を注入する方法など、本来の再生医療ではない方法を、あたかも再生医療のように表現するケースもあるようですが、じっくりと研究してカウンセリングを受けてください。
注意!
注目を浴びている再生医療ですが、こんなクリニックは要注意です。1、非常に高額な金額である(300万円以上)
相場というのが難しいですが、おおよそ、1か所の注入で40万円~100万円が相場です
2、しつこく電話やメールで催促をしてくる。
本当にあなたの事を考えているクリニックでは、催促などせず、あなたの意志を尊重するはずです。
3、リスクをきちんと説明しない
特に、最近テレビなどでも言われる幹細胞については、将来的にがん細胞になる可能性もあるので、注意が必要です。幹細胞が成長し、肌の弾力を生み出すエラスチン細胞を生成する組織になったものが線維芽細胞です。もっとも理想的なのは線維芽細胞になった状態のもの、または線維芽細胞自体を注入する方法です。
PRP再生医療
血小板は、創傷治癒過程の最初の段階で、自己生体接着剤のように出血を止め、血栓を形成して創傷を閉じ、病原体から創傷の汚染を妨げる働きをします。
創傷に高濃度に沈着した活性型血小板からは、組織を再生するための様々な増殖因子が放出され、組織の再構築がなされることが知られています。
このような本来、人間に備わった自然治癒システムを皮膚再生医療に応用したのが自己多血小板血漿 (PRP) です。
外科手術や歯科治療などの分野で用いられ、高い評価を得ており、美容皮膚科領域では、しわ治療などのアンチエイジングや、にきび跡治療に用いられ、大きな成果を上げています。
幹細胞移植
幹細胞は、組織や臓器に成長する元となる細胞であり、幹細胞はほとんどの臓器や組織中に存在しています。
造血幹細胞や神経幹細胞など様々の幹細胞の中で、どの種類の組織にでも分化することができ、増殖能力も高いことから、万能細胞と呼ばれるのが、ES細胞です。
しかしどのような細胞にもなることから、上手に誘導ができない場合、ガン細胞にもなりかねません。
今後も研究が必要とされています。
美容医療の分野では見かけることはほとんどなく、この医療方法がとられるのは一般の外科的手術の場合がほとんどです。
線維芽細胞注入
線維芽細胞は、私たちの肌のハリや弾力のもととなるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を作り出す、源となる細胞です。
線維芽細胞が活発に働いている間はコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の新陳代謝がスムーズに行われ、ハリと弾力のある瑞々しい肌を保っています。
しかし、老化や紫外線などのダメージにより、線維芽細胞が衰えて働かなくなると、新陳代謝は鈍り、コラーゲンやエラスチンが変性することで弾力を失い、ヒアルロン酸が失われることで水分が減少していきます。
その結果、真皮組織は緩んだ状態となり、皮膚にシワやタルミが表れるのです。
つまり、若々しい肌を保つには、真皮の中で活発に働きまわる線維芽細胞が必要というわけです。
再生医療分野では、最も有望で安全な治療方法として、国内だけでなく、世界でも最も注目されている治療法です。
細胞医療なので、若いうちに細胞だけを採取し冷凍保存しておくという方法でも注目されています。








