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「幸福度」導入を政府が考える愚の骨頂について


個人的な評価:
国営放送NHKが、ニュースで放送していた。
日本政府が国民の「幸福度」を指標として発表する事を検討と・・・。
この「愚行」について少し考えてみたいと思います。

そもそも「幸福」などという目に見えないものを指標化できるのだろうか?

例えばこういうケースはどうだろうか、つい先日、大きな台風が日本列島を通過しました。
台風が直撃した被地の方に「あなたは幸福ですか?」と伺ったとする。
仮にその人が台風で大きな被害に遭っていたとしたら「今は幸福とは言えない」と言うかもしれない。

そこでインタビューアーはさらにこう聞いてみる。

「その台風で、貯水池に水がたまり、全国の水不足が解消しました、あなたはどう思いますか?」と。

すると今度は2種類の反応に分かれると思う、1つは「それでも私は不幸です」という人と「それは知らなかった、困っている人が救われたなら幸せです」という人。

つまり、幸福とは「既知の情報量と時間的なタイミング」によって変化するもの。


例えばブータンという国が幸福度で高い数値を出した過去の例では、おそらく当時ブータンの国民は外部からの情報が入ってこなかったからだと考えられます、知らない事で現状が一番だと思い、満足していたという事。
しかし今ではどうでしょう、インターネットとテレビ、そして外資資本の参画で、国民は経済的なユトリを手にし、買い物がブームだという。

そこで、現在のブータンの方々に「あなたは前の暮らしと比べて幸せですか?」という質問をしたとします。
おそらく多くの方が「以前より幸せです、物が買えるし、衛生的になったし、機械化で楽になった」と。

しかし、ここでの「幸福」の概念と、以前の「幸福」の概念では、180度違うもの。

このよな概念を統一化できない価値観を指標化するというのであれば、まさに「手間=税金の無駄遣い」以外の何物でもないと思うのは私だけでしょうか。

さらに言うと、この数値を発表することで、国民に何を求めているのかが全くわからないのです。

それは「他の人はこんな幸せなのだから、あなたも今の生活に感謝して、格差があってもわがままを言わずに頑張りなさい」と言う事なのか?
「他の人はこんな幸せなのだから、あなたも幸福になるために頑張りなさい」ということなのか?
さらには「不幸と思っている人がこんなに多いのだから、あなたは少し施しなさい」ということなのか・・・。

そんなことは余計なおせっかいだと思うし、なにより「他者」に言われてやる行動では、根本的な解決には何もならないでしょう。


そして、こうしたニュースを国営放送レベルで流してしまう事の愚行。
政府の借金などよりも深刻に、未来への不安を感じてしまう出来事でした。
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